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Legend AC420

“レジェンド AC420”トロンボーンのベルは、ハンドメイドで仕上げられており、その製品は使い込むほどに奏者に馴染みます。ベルの材質は、イエローブラス、ゴールドブラス、スターリングシルバー（オプション）の3種類のバリエーションから選択できます。

イエローブラスは優雅で均一なサウンドで、あらゆる楽器とのバランスがとりやすく、世界中で最も広く使われている材質です。

ゴールドブラスは、クラシックの偉大な作品群において要求される、より温かいサウンドと、幅広い力強さを持ち合わせており、オーケストラ奏者に多く選ばれています。

スターリングシルバーは、輪郭のはっきりした個性的な音色を持ち、豊かなハーモニーを求める多くのソリストたちに選ばれています。

“レジェンド AC420 ”トロンボーンは、3種類のスライドを選択することができます。

イエローブラスのリードパイプを装着したミディアムウェイトスライドは、あらゆる音域と音量において正確な音色のコントロールが可能です。

ライトウェイトスライドは、素早く細かい演奏をサポートします。スターリングシルバーのリードパイプは、響きを余すことなく伝え、より芯のある音色を生み出します。

ニッケルシルバースライド（オプション）は、より広く、力強い音色を求めるドイツ系の奏者に好まれています。

LEGEND AC420MBOST

“レジェンド AC420MBOST”は、通称“ミシェル・ベッケ・モデル”として世界中で親しまれています。

「この楽器は、非常にすばらしいレスポンスを保ちながら、息の通りがスムーズで、丸みがあり、かつ芯のある力強いサウンドを生み出してくれます。まさにオーケストラの現場にふさわしい、類まれな楽器といえるでしょう。」と、ミシェル・ベッケは絶賛しています。

LEGEND AC420B

〈アントワンヌ・クルトワ〉は、世界で初めてテナートロンボーンに、F管のロータリーバルブシステムを装着させたブランドです。

“レジェンド AC420B”は、現在、世界的に広く使用されている《トラディショナルラップ》を採用したモデルです。そのコンパクトなレイアウトによる、均一でまとまりのある響きが特長です。

LEGEND AC420BO

《オープンラップ》の“レジェンド AC420BO”は、《トラディショナルラップ》の“レジェンド AC420B”と同じロータリーバルブシステムですが、緩やかな曲線を持つF 管のレイアウトにより、B♭管とF管の切り替えによる空気抵抗が軽減されています。

自由で響きのある吹奏感を好む奏者に愛用されているモデルです。

LEGEND AC420BH

“レジェンド AC420BH”は、テナーベーストロンボーンの新たな可能性を持ち合わせた《ハグマンバルブ》を採用したモデルです。

《ハグマンバルブ》は、F管を使用する際に息の流れが大きく曲がる伝統的なロータリーバルブに対し、スムースな角度で息が流れる独自の3次元システムとして、スイスの有名な楽器職人ルネ・ハグマンによって、1990年代に発明されました。このシステムにより、B♭管とF管の吹奏感の差はほとんど感じられなくなりました。