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Vincent Lepape

トリノ王立歌劇場(トリノ王立歌劇場)ソロトロンボーン奏者、クーネオ音楽院教授(イタリア)

ルーアン生まれ。パリ国立高等音楽・舞踊学校(CNSMDP)にてジルベール・モワザン、ジャック・モージェ、ジル・ミリエール各氏に師事し、トロンボーンで一等賞(1er Prix)、室内楽で2つの一等賞を取得。その後イヴ・ドゥマルル氏のもとで研鑽を積み、1992年に優等賞(Prix d’excellence) を獲得。また、ミシェル・ベッケ、ロン・バロン、ジョセフ・アレッシ各氏のマスタークラスにも参加。

1994年、トリノ王立歌劇場(Teatro Regio di Torino)のソロ・トロンボーン奏者のオーディションに合格。ジャンアンドレア・ノセダやアンドレア・バッティストーニをはじめとする指揮者のもと、オーケストラの一員としてキャリアを重ねる。ドイツ・グラモフォンやシャンドス(Chandos)での録音に参加したほか、カーネギー・ホールやウィーン・コンツェルトハウスなどの名門ホールをはじめとする数多くの国際ツアーで演奏を重ねる。

室内楽にも精力的に取り組み、金管五重奏団「ペンタブラス(Pentabrass)」の創設メンバーとして、4枚のアルバムをリリース。300回以上のコンサートを行い、ヨーロッパ、アメリカ、アジアへのツアーを開催。2009年にはシルヴァン・カンブルラン指揮のもと、ユーロピアン・ブラス・オーケストラ(European Brass Orchestra)に参加。2012年にはトロンボーン四重奏団を結成し、複数の CDを録音するとともに、多くの国際的な音楽祭や教育機関で演奏を披露。2018年4月には、ニューヨークのジュリアード音楽院、ハートフォード大学、イリノイ大学音楽学部をはじめ、リエージュ王立音楽院やリール・トロンボーン・フェスティバルなど、アメリカおよびヨーロッパでの演奏会&マスタークラス・ツアーに招待された。

ソロ奏者としても世界各地で定期的に演奏活動を行っている。特に、アーネスト・ブロック作曲『トロンボーンと管弦楽のための交響曲』のイタリア初演(トリノ王立歌劇場管弦楽団)や、オクサーナ・リーニフ指揮トリノ・レジョ・フィルハーモニー管弦楽団(Filarmonica TRT)とのアンリ・トマジ作曲『トロンボーン協奏曲』の共演などが挙げられる。ソロ・コンサートやリサイタルで、ブラジル、コロンビア、スペイン、フランス、スイス、ベルギー、アメリカ、イタリア、中国、アルゼンチンなどを訪問。2016年にはサミット・レコード(Summit Records)より、初のソロ・アルバム『Like Me』をリリースした。

演奏活動と並行して、国際的な教育活動も精力的に展開。パリ15区の音楽院、ヴァッレ・ダオスタ音楽院、トリノ市立市民音楽院での指導を経て、2020年から2025年までブリュッセル王立音楽院(Koninklijk Conservatorium Brussel)の教授を務める。2026年よりイタリアのクーネオ音楽院にて後進の指導にあたる。世界各地で講習会やマスタークラスを定期的に開催しているほか、フランス、スイス、イタリア、ハンガリー、中国をはじめとする国内外の数多くのコンクールで審査員を務めている。

2010年から2014年までパラッツオーロ・スッロッリオで開催された「マスターブラス(MasterBrass )」フェスティバルの芸術監督を務め、2017年には「ヨーロッパ・トロンボーン・アカデミー」の芸術監督を務めた。

アントワンヌ・クールトワ(Antoine Courtois Paris)の公式エンドーサーであり、「New York」モデルのトロンボーンを使用している。

Discography
Like me() Summit Records
Penta rasa suite impromtu()
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